そば屋開業ガイド第4回
立地は「絶対」ではない。路地裏でも選ばれるWEBの設計
良い場所を探すより、見つけてもらう仕組みを作る。小さな蕎麦屋は「場所×WEB」で強くなります。
でも今は、お客様が調べて来る時代です。
路地裏でも、静かな店でも、選ばれる。設計次第で勝てます。
場所の重要度は、昔ほど高くない
インターネットのない時代ほど、場所は大事ではなくなってきました。
今は口コミも地図も検索もある。お客様は「行きたい店」を調べて訪れます。
もちろん、駅前や大通りは強い。
でもその分、家賃が重い。固定費が重い店は、伸びる前に苦しくなります。
「見つけてもらう仕組み」があれば、路地裏でも勝てる
路地裏でも、お客様が調べて来るなら、店は成立します。
大事なのは「見つけてもらう仕組み」です。
必ずホームページを作る
SNSだけでは足りません。
流行り廃れがあり、仕様も変わり、見え方も変わります。
ホームページは「店の住所」です。
そして、必ず自分のドメインで持つ。ここは譲らないほうが良いです。
ホームページは「情報の順番」が9割
立派なデザインよりも、情報の順番が大事です。
お客様が知りたいことを、迷わず辿れるように並べます。
- 営業時間(売り切れの考え方も含めて)
- 場所(地図・駐車場)
- メニュー(おすすめを一番上に)
- 店の考え方(小さく整えて回す方針)
- 予約(夜は予約のみ等)
SNSは「主役」ではなく「きっかけ」
SNSの運用は、無理なく始められるプラットフォームで良いでしょう。
重要なのは、あなたが毎日続けられることです。
サービスに満足したお客様は、それぞれがそれぞれの場所にシェアしてくれます。
店側がすべてのSNSに手を広げる必要はありません。
「話したくなる仕掛け」を1つ入れる
例えば、長野県のあるそば屋さんでは、天ぷらそばを頼むと「りんごの天ぷら」が付いてきます。
これ、他の人に話したくなりませんか?
盛り付けでもいい。小鉢でもいい。季節の一品でもいい。
「少し驚く」「少しうれしい」を仕込むと、口コミが自然に生まれます。
Googleの口コミは「資産」。最初が大事
口コミは消しづらい。だからこそ、最初を丁寧に作ります。
いきなりチラシを打ってグランドオープンをするのは、やめましょう。
スタッフもお客様も大変です。混乱した状態で口コミが付くのは、もったいない。
段階的にプレオープンを作る
知り合い、地元のお客様向けに、限定的に2回くらいプレオープン期間を作りましょう。
流れを整えてから、何気ない形でグランドオープン。これが強い。
まとめ
場所は大事。でも、昔ほど「絶対」ではありません。
家賃を背負うより、見つけてもらう仕組みを作る。
1ページのホームページを、自分のドメインで持つ。
SNSは無理なく。主役は「体験」。
そして、最初の口コミを守るために、プレオープンで流れを整える。
路地裏でも、静かな店でも、設計次第で選ばれます。
― 名前を呼ぶ。常連が増える。静かに強い店になる ―