そば屋開業ガイド終章
終章 あなたの店の「あの蕎麦」を、一緒に考えます
語りたくなる一杯を、製粉所とつくる
大西製粉は、そば粉を製造し、販売する会社です。
まず商品を選ぶ前に、どんなお店にしたいのかを聞かせてください。
どんな蕎麦屋にしたいのか。
どんなお客様に喜んでほしいのか。
どんな蕎麦を提供したいのか。
なぜ、蕎麦屋を始めようと思ったのか。
店主の思いや、店のコンセプトを聞かせてください。
香りを優先するのか。
打ちやすさを大切にするのか。
十割なのか、二八なのか。
しっかりした黒めのそばなのか。
白めで上品なそばなのか。
店の考えによって、合うそば粉も変わります。
高価なそば粉や、打つのが難しいそば粉を使えば、良い店になるわけではありません。
毎日の営業で無理なく使え、お客様に喜んでいただけることが大切です。
店舗も、店名も、看板メニューも、まだ決まっていなくて構いません。
話をしながら、その店に合う一杯を一緒に考えていきましょう。
そば粉選びは、店づくりの一部です
そば粉は、ただの材料ではありません。
その店の味、香り、食感、打ちやすさ、提供のしやすさに関わる大切な素材です。
香りを強く出したい店。
つながりやすさを重視したい店。
十割そばを看板にしたい店。
地元のお客様が毎週通いやすいそばを出したい店。
遠くから来た方に、印象に残る一枚を出したい店。
それぞれに、向いているそば粉は違います。
「この粉が一番よいです」
と一つに決めるのではなく、
「この店には、どんな粉が合うのか」
を一緒に考えることが大切です。
そば粉選びは、店づくりの一部です。
どんなお客様に、どんな一杯を届けたいのか。
その考えが見えてくると、選ぶそば粉も自然と絞られていきます。
開店を考えたら、小諸の製粉所へお越しください
蕎麦屋の開店を考えたら、ぜひ一度、長野県小諸市の大西製粉へお越しください。
そばの実が、どのようにそば粉になるのか。
石臼挽きとロール挽きでは、何が違うのか。
挽き方によって、香りや食感、打ちやすさがどう変わるのか。
実際に製粉している様子を見ていただきたいと思っています。
私たちも、そば粉の説明をするだけではなく、店主の思いを聞きたいです。
どんなお客様に喜んでほしいのか。
どんな看板メニューをつくりたいのか。
どのくらいの量を、どのような営業スタイルで提供したいのか。
そうした話を聞くことで、粉屋として提案できることがあります。
そばの産地で、製粉所を見て、粉を選び、製粉する人と話した。
その経験は、店主が提供するそばの物語にもなります。
「開店前に小諸の製粉所を訪ね、この蕎麦に合う粉を一緒に選びました」
その言葉は、お客様にとっても、その蕎麦を味わう楽しみの一つになります。
そば粉を仕入れるだけの関係で終わらない
蕎麦屋を始めれば、思うようにいかないことも出てきます。
加水が決まらない。
打ちやすさが安定しない。
お客様に、そばの違いをどう伝えればよいか迷う。
看板メニューをもう一つ考えたい。
季節ごとに、違うそば粉を試してみたい。
そんなときに、声をかけてもらえる製粉所でありたいと思っています。
大西製粉は、そば粉を売る会社です。
けれど、そば粉を送って終わりではなく、店の一杯が、お客様に喜ばれるところまで一緒に考えたい。
その気持ちで、業務用そば粉をお届けしています。
粉の特徴を知ること。
店の考えを言葉にすること。
お客様が語りたくなる一杯をつくること。
それらは、別々の話ではありません。
すべてがつながって、店の魅力になっていきます。
小さく始めて、じっくり育てる
小さく始めてください。
整えてください。
そして、じっくり育ててください。
すべてのお客様に合わせる必要はありません。
あなたの店の考えに共感してくださるお客様に、きちんと喜んでいただく。
無理なく回る形をつくる。
価格を守る。
地元のお客様との信頼を積み重ねる。
その積み重ねが、店を強くします。
蕎麦屋は、静かに強い商売です。
あなたの好きな蕎麦を、お客様が誰かに話したくなる一杯へ。
小諸の製粉所で、一緒に考えていきましょう。
まとめ
大西製粉は、そば粉を製造し、販売する会社です。
それでも、最初から商品だけを選ぶ必要はないと思っています。
どんな蕎麦屋にしたいのか。
どんなお客様に喜んでほしいのか。
どんな蕎麦を提供したいのか。
店主の思いや、店のコンセプトを聞かせてください。
そば粉選びは、店づくりの一部です。
そば粉を仕入れるだけの関係ではなく、困ったときや、次の一杯を考えるときに、声をかけてもらえる製粉所でありたいと思っています。
あなたの好きな蕎麦を、お客様が誰かに話したくなる一杯へ。
小諸の製粉所で、一緒に考えていきましょう。
業務用そば粉のご相談について
そば屋の開業準備中の方、業務用そば粉を検討している方は、まずはお気軽にご相談ください。
店舗の形、提供したいそば、使用量の目安などを伺いながら、合うそば粉を一緒に考えます。